那須エリアの特徴について、ご説明いたします。
【那須高原の場所を選ぶにあたって】
那須高原は那須連山(主峰茶臼岳は標高1,940m)の中腹からなだらかに広がる丘陵地帯です。利用されているエリアはJR東北線や国道4号線近辺の標高約300mのエリアから山に向かって徐々に標高が高くなり那須湯本温泉郷や御用邸のある標高約1,000m近辺までに及び、その気候・交通事情はエリアによって異なります。よって、別荘地・定住地を決める前に、一年を通じての気象条件等を良く理解し、失敗しないようにしましょう。
エリア1.那須連山山麓地域(標高:約600m〜1,000m)
このエリアには那須湯本温泉郷・御用邸を中心に那須では最初に開けた地域です。
那須湯本温泉郷周辺の旧軽井沢に匹敵する別荘地・その左右に造成・管理・運営が非常にしっかりとした大規模別荘地がいくつかあります。
落葉樹を中心にした林が連なり森と言った方が良いエリアです。
気候は山岳気候で下のエリアが晴れていても、雨や雪が降っている場合もあります。夏には高地ゆえに非常に涼しく快適ですが、冬場は積雪が消えるのが遅く、ご利用にはそれなりの段取りが必要です。
近年リゾートという言葉が主流ですが、昔は避暑・避暑地といわれており、英語で言うならサマーリゾートですから、夏場中心に使うという考えが元々の別荘の考えだったと思います。近年ウィンタースポーツも普及し、また、交通手段も発達して別荘が年間利用されるようになってきました。ウィンタースポーツが大好きな皆様なら通年使用としても選択可能な、そうでない方々には避暑地の別荘とお考えいただいた方が良いエリアです。
このエリアでは盛夏に運動しても軽い運動なら汗を余りかきません。主な別荘地としては、那須温泉郷周辺・藤和那須ハイランド別荘地・相鉄の那須などがあります。
エリア2.広谷地を中心として那須街道と那須横断道路周辺の地域(標高:約400〜600m)
このエリアには数多くのリゾート施設が集中しています。落葉樹の林と一部に部落と農地が混在しています。また、土地の傾斜がなだらかになり始める地域でもあります。
気候は山岳気候と平地気候の分かれ目に当ります。那須横断道路は標高約500mで気候の分かれ目をこの道路とお考えになられるのが良いでしょう。それなりの涼しさと年間利用の利便性を兼ね備えた近年人気が高まったエリアです。
このエリアでは盛夏に運動すると軽い運動でも若干汗をかきます。主な別荘地としては、並木台・高雄台・繭の里・守子・つくし台・玉取台・秋鳳苑を始め、その他中小の別荘地があります。
エリア3.東北自動車道路周辺とその東側の地域(標高:約300〜400m)
このエリアになると農村地帯が始まります。農地に林が混在し、その山林部分が別荘地となっているエリアです。ここのエリアになると土地の傾斜はほとんど無くなり、平地に近くなっています。気候は平地の気候に近くなり、山が雪や雨でも晴れていることが多くなります。年間を通じてのご利用の利便性が増します。大きなショッピングセンターもこのエリアにあります。農地が多くなると言うことは菜園とかガーデニングにそれだけ向いていることを意味します。
このエリアでは盛夏に運動すると軽い運動でも汗をかきます。主な別荘地として那須りんどう温泉郷、その他再開発途中の多くの別荘地があります。
エリア4.上記エリアの北側の地域(標高:約300〜400m)
このエリアも平地となだらかな丘陵地帯が続きます。那須町の行政の中心である黒田原地区を中心に農村地帯に林が点在します。気候は平地の気候に近く、直前のご説明のエリアと気候的にはかなり近いエリアです。しかも黒田原地区には店舗も多数存在し、年間を通じてのご利用の利便性もあります。
別荘地が点在しますが、建物の数は未だ少ない地域です。那須のリゾート開発エリアから若干外れますが、落着いた環境とゆったりと、また、広々としたした土地を求めてこれから徐々にこのエリアを選択なさる方々が増えるでしょう。このエリアでは盛夏に運動すると軽い運動でも汗をかきます。
主な別荘地として芦野グリーンピア・おおとり苑、その他再開発途中の多くの別荘地があります。
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